「キャンプ場で美味しいお米を食べたい」
このように思っている方は多いと思います。
お米は毎日家で食べているものですし、キャンプ場でもお米がないと物足りない感じはありますよね。
今回はそんな方に向けて、初心者でもできるキャンプ場で簡単にふっくら美味しいお米を炊く方法を解説していきます。
キャンプ場で炊き立ての美味しいお米を食べたい方は、ぜひお読みください!
お米を炊くのに必要なアイテムをそれぞれ比較
まず、キャンプでお米を炊くのに必要なアイテムの紹介と、初心者におススメなのはどれなのか、それぞれ比較をしていきたいと思います。
炊飯器具
自宅で言う炊飯器の代わりとなるものです。
炊飯器具の種類は以下の3つです。
・ライスクラッカー
・飯盒
・鍋
この3つそれぞれの特徴を紹介した後に、初心者におススメなのはどれなのかについて解説していきます!
・ライスクッカー
アウトドア用のクッカーの中でも、炊飯に特化したクッカーです。
特化しているため美味しくお米を炊くことができ、鍋や飯盒よりも分厚く、炊飯の際の吹きこぼれや焦げ付き、熱ムラが起こりづらいのが魅力的です。
・飯盒
昔からあるアウトドアでお米を炊くための一番オーソドックスなアイテムです。
兵式飯盒と丸型飯盒の2種類あり、兵式飯盒はソラマメのような形状をしています。
なぜそのような形をしているのかと言うと、腰に吊るして持ち運ぶ際、その形にした方がフィットして歩きやすかったからだそうです。
なので兵式飯盒はツーリングや登山など、持ち運びが重視される場面で活躍できます。
しかし、形が不安定なので火をかける際はバランスが取りづらく不便です。
丸型飯盒は、名前の通り丸い形をしている飯盒です。
火をかける際にも安定し、火も周りやすいためムラができにくく美味しく炊くことができるのが魅力的です。
ワイルドさ重視なら兵式飯盒、利便性重視なら丸型飯盒という感じですね。
・鍋
鍋もお米を炊くのにオススメのアイテムです。
ライスクッカーや飯盒とは違い、サイズが大きく少し重めなので持ち運びが不便です。
しかし、鍋は普通の炊飯器では作れないおこげを楽しめますし、炊飯以外にも煮る、炒める、蒸すなどさまざまなバリエーションで使うことができるため、料理を満喫したい方にはオススメです。
・初心者はライスクッカーがオススメ
以上3つの炊飯器具を紹介しましたが、初心者の方におススメなのは「ライスクッカー」です。
お米を簡単に美味しく炊けますし、持ち運びもしやすいので、初心者の方でも簡単に美味しいお米を味わうことができるでしょう。
火種
お米を炊くためには火も必要ですよね。
火種の種類は以下の2つです。
・焚き火
・ガス
この2つそれぞれの特徴を紹介した後に、初心者におススメなのはどれなのかについて解説していきます!
・焚き火
薪や炭を使って火起こしをする方法です。
着火剤やライターが必要になります。
この方法はアウトドアの雰囲気も楽しめますし、さらにお米を美味しく感じられるため良いのですが、火起こしに慣れていない初心者の方にとっては少し難易度が高いかもしれません。
・ガス
ガスバーナーやガスコンロを使う方法です。
焚き火とは違い、本格的なアウトドア感は味わいにくいのですが、わざわざ炭や薪を使って火起こしをしなくても良いため、初心者の方でも簡単にお米を炊くことができます。
・初心者はガスがオススメ
2つの方法を紹介しましたが、初心者の方におススメなのは「ガス」を使った方法です。
初心者の方でも失敗せず簡単にお米を炊くことができますし、アウトドア感が無いと言っても外で食べることには変わりませんから、充分にアウトドア感を味わえます。
お米を炊く手順
では、実際にお米を炊く手順を紹介していきます。
炊飯器具はライスクッカー、火種はガスコンロを使ったやり方を解説しますが、基本的に何を使ってもやり方はあまり変わらないので、気にせずお読みください。
1お米を洗い、水と一緒に入れる
まずお米を洗ったら、ライスクッカーにそのお米と水を入れていきます。
分量は、お米1合に約200mlの水を入れるのが目安になります。
ライスクッカーにはお米と水の分量のメモリが付いているので、そこを確認することもできます。
お米と水を入れたら、そのまま浸水させておきましょう。
夏場は30分、冬場は60分~90分が目安です。
「そんなに待てないよ!」と思うかもしれませんが、ゆっくり浸水した方がよりふっくら美味しく炊くことができるので、することをオススメします。
ぼーっと待つのも暇なので、その間は別料理を作ったりテントを設営したりして時間を潰すのがオススメです。
2加熱する
お米を浸水し終わったら、ガスコンロの上に設置し加熱しましょう。
蓋をして、中火で20分程度加熱します。
20分間の間は、湯気が出てきても蓋を開けないようにしてください。
310分ほど蒸らして完成
20分加熱し終わったら、蓋を閉めたまま約10分蒸らします。
蒸らすことにより、ベチャベチャではないふっくらしたご飯に出来上がります。
これで完成です。
他の料理などと一緒に頂きましょう。
キャンプ場で美味しいお米を食べよう!
いかがでしたでしょうか?
キャンプでの食事がおかずばかりで物足りなさを感じていた方や、大自然の中で炊き立てご飯を食べたいと思っていた方は、ぜひこの記事を参考にして、次のキャンプで必要なアイテムを持っていきお米を炊いてみてください!