「自分って迷惑キャンパーになっていたりしないかな?」
この記事を開いたということは、もしかして自分が迷惑キャンパーになっていたらどうしようという不安や、初めてのキャンプで気づかない内にマナー違反をしてトラブルになったらどうしようと悩んでいるのだと思います。
そこで本記事では、迷惑キャンパーにならないために守るべきマナーを紹介していきます。
気づかない内にうっかりやってしまっているようなこともあるので、迷惑キャンパーになりたくない方はぜひお読みください。
他人に迷惑をかけないために守るマナー
他人に迷惑をかけないために守るべきマナーを7つ紹介していきます。
マナー違反な行為をして他人に迷惑をかけ続けていると、トラブルや取り返しのつかない事態に発展する恐れがあります。
そうならないためにも、今から紹介する7つは必ず押さえておいてくださいね!
1.他人のサイトを横切らない
混雑しているキャンプ場などでは、炊事棟やトイレなどへ移動する際に、「こっちの方が近いから」と言って平気で他人のサイトを横切る人がいます。
本人は悪気がなくてもサイトの人からすると迷惑極まりないですし、横切る際に他人の物をうっかり踏み壊してしまう恐れもあります。
そうなると弁償しなくてはいけませんし、物によっては大きなトラブルに発展する可能性があります。
近道だとしても、サイトは横切らないようにしましょう。
どうしてもそこを通らないといけないときは、通ってもいいか声をかけ確認することが必要です。
2.大音量で音楽をかけない
スピーカーやスマホを使って大音量で音楽をかけるのはやめましょう。
他の人からするとうるさくてゆっくりキャンプに集中できませんし、静かに楽しく会話をしている人の邪魔にもなります。
音楽を聴きたいときは、イヤフォンなど自分だけに聴こえるよう工夫することが必要です。
3.夜遅くは光をつけない
皆が就寝する時間からは、ランタンやライトの電源を切り、光をつけないようにしましょう。
光をつけて明明していると、静かに星空を眺めたい人や、ゆっくり寝たい人の邪魔になります。
キャンプ場によっては、「〇時以降は光を消してください」という看板があるので、それを守り、看板や注意書きが無いところでも周りの様子を見ながら、皆が就寝し始めたら光を切っておくようにしてください。
4.夜遅くに帰る準備をしない
「翌日の朝に帰る準備をするのは面倒くさいから」と言って、夜遅くに調理器具の片付けや車に荷物を積み始めてしまう人がいますが、すごく迷惑なのでやってはいけません。
金属製のものが多い調理器具は、片づけていると金属音がうるさいですし、車に積むときはトランクの開閉音が超うるさく、迷惑になります。
調理器具の片付けも車への荷物の収納も、他の人がわいわいとキャンプをしている内にやっておきましょう。
5.強風時は大きな焚き火をしない
風が強いときに大きな焚き火をしてしまうと、火種や火の着いた燃えカスが他人の方へ飛んで行ってしまう可能性があります。
そうなると、他人のテントが破れたり他人が火傷をしたりして重大なトラブルに発展する恐れがありますので、気をつけましょう。
強風時の焚き火は、個人用の焚き火台で、火が大きく燃え広がらないように注意しながらする必要があります。
トイレや炊事棟を汚したままにしない
トイレや炊事棟などの皆が使う設備は、後の人が気持ちよく使えるためにも、汚したままにしないようにしましょう。
トイレはきちんと流す、洋式トイレでは男性の方は座ってする。
炊事棟では切った具材のカスをそのままにしない、汚れたらきちんと掃除する。
このような当たり前の配慮をすることが大切です。
自分が使うとき汚れていたらどう思うか?を考えて利用しましょう。
ゴミを燃やさない
料理や焚き火を楽しんだあと、まだ燃えている焚き火を使ってゴミを燃やしている人がたまにいます。
ゴミ箱がないキャンプ場では、たしかに持ち帰りにくい生ごみや、捨てるのが面倒くさいゴミはその場で燃やしたくもなりますが、物によっては異臭を放ち、周りのキャンパーたちに不快な思いをさせてしまいます。
また、過去には大きなタープを燃やし、消防車まで駆けつける火災に発展した事例もあるので、持ち帰るのが面倒くさいといって燃やすのは絶対辞めましょう。
自然を壊さないために守るマナー
自然を壊さないために守らなければいけないマナーを3つ紹介していきます。
ゴミの後始末はきちんとする
ゴミの後始末は必ずしましょう。
キャンプ場に行くと、ゴミを放ったらかしにしたままの人をたまに見ますが、普通に他の利用客やキャンプ場の管理者にとっても迷惑極まりないですし、自然にも悪いです。
我々がキャンプをすることができているのは、自然豊かな環境があるおかげなので、自然を敬い感謝する必要があります。
ゴミを捨てるという、自然に対し無礼なことは絶対にしてはいけません。
炭をその場に捨てない
これはうっかりやってしまっている人が多いです。
僕も昔はやってしまっていました。
炭をその場に捨てたり土に埋めて帰ったりすると、後から炭に火がつき森林火災に発展する可能性があります。
一回水をかけただけでは完璧に火は消えないので、炭1つ1つを水に浸け、時間が経てばキャンプ場の炭捨て場や持ち帰り自治体が指定する方法で処分する必要があります。
その場に置いたままにしてはいけませんよ。
木を折らない
薪として使うために、キャンプ場内に生えた木を直接切るのは犯罪ですし、自然にも悪いので絶対辞めてください。
薪は事前に用意して持っていくか、落ちている物を使いましょう。
マナーを守って気持ちの良いキャンプライフを作っていこう!
いかがでしたでしょうか?
マナーを守らない人が増えると、キャンプ場の管理者が困りキャンプ場は閉鎖し、自然が破壊されキャンプができない世の中になってしまいますが、1人1人がマナーを守ってキャンプをしていたら、ますますキャンプが盛り上がり発展していくでしょう。
キャンプをこれからも楽しんでいくためにも、皆がマナーを守ってキャンプをしていきましょう!