ソロキャンプに行こうと用意もして楽しみにしていたのに、当日雨になって行けなくなった...
こんな経験ありませんか?
ソロキャンプ当日は晴れて欲しいものですが、天候は自然のものなのでどうしようもありませんよね。
しかし、雨の日でもキャンプに行くという選択肢を作れば、当日が雨でもガッカリする気持ちは大幅に減らせるでしょう。
それを聞くと「雨の日にキャンプってできるの?」と疑問に思われたかもしれませんが、結論から言うと、雨の日でもキャンプを楽しむことはできます!
必要な装備を用意して注意点だけ頭に入れておけば、雨の日しか味わえない魅力的なソロキャンプをすることができますので、天候に振り回されずソロキャンプを楽しみたい方はぜひお読みください!
雨の日ソロキャンプの魅力
では、雨の日のソロキャンプにしかない魅力を5つ紹介していきます。
これを見ると、「雨の日のキャンプも楽しそうだな!」と興味を持てると思います。
1.人が少ない
雨の日のキャンプにはたくさんの魅力がありますが、やはり「晴れた日の方がキャンプをしやすい」と言ってキャンプに行かない人が多いので、キャンプ場は結構空いています。
キャンプ場に人が少ない分、静かで自分だけのキャンプ場という雰囲気を味わうことができます。
2.ゆったりと過ごせる
雨の日はテント内でいることが多いため、テント内で本や漫画を読んだり、お菓子を食べたり、プロジェクターで映画鑑賞をしたりと、ゆったりと過ごすことができます。
家でもできることですが、キャンプ場でやると楽しさが増すことでしょう。
3.雨の日ならではの景色と音を楽しめる
キャンプ場に薄くかかる霧や雨でさらに緑濃くなる木、テントに当たる雨粒の音など、雨の日ならではの風景や音を楽しむことができます。
あまり雨が激しいときは逆にうるさいですが、小雨時のテントに当たる雨粒の音は特に最高です。
4.蚊がいない
雨の日、蚊は物陰に潜みじっとしているので出てきません。
夏の場合、蚊はすごくやっかいで、刺された後はかゆくて快適にキャンプができませんが、雨の日はそんな心配をしなくても良いのです。
しかし、雨上がりになると急に出てくるので注意が必要です。
5.ソロキャンプが上手くなる
雨の日のソロキャンプは晴れた日のソロキャンプよりも難しいところがあるので、雨の日のソロキャンプを一回でもやった人は、ソロキャンプ自体の経験値がUPし上手くなっています。
雨の日のソロキャンプの後に晴れた日のソロキャンプに行くと、「設営簡単すぎる!」って感覚になります。
雨の日ソロキャンプの注意点
では、雨の日ソロキャンプの注意点を4つ紹介しておきます。
注意点を知っておかないと大変なことになりかねないので、しっかり読んでくださいね!
1.あまり雨が激しい日は行かない
あまり雨が激しい日には行かないようにしてください。
低気圧が発達して雨風が強くなった場合、テントやタープを設営するのは想像以上に過酷ですし、持ち物が飛ばされたりびしょ濡れになってしまうこともあります。
また、テントやタープを設営していても、暴風で崩壊する可能性があります。
雨風が激しい日に行くと大変なことになるので、事前に天気予報をしっかり確認しておきましょう。
2.焚き火が難しく料理に困る
雨の日は焚き火を焚くのが難しく、普段通りに調理をすることはできませんが、タープを設営すればその中で焚き火や調理をすることができます。
雨の日に適したタープは、ルームかシェルター型で、焚き火の火種が付いても穴が開かないポリコットン素材のものを選ぶ必要があります。
しかし、「焚き火や調理をしない」選択肢もあります。
近くにレストランやコンビニ、スーパーがあれば、そこに売っている総菜などを食事にすると、焚き火台や調理器具などの荷物が減り、持ち運びや設営、片づけも楽にできます。
テント内の防水対策をしっかり
テント内に雨が入ってこないよう、テント内の防水対策もしっかりしておきましょう。
テントの下にグランドシートやブルーシートを敷くのはもちろん、水はけが良さそうな場所にテントを設営しましょう。
自身の防水対策もしっかり
テントを設営したりトイレに行っているときに、雨で身体を濡らしてしまうと快適にキャンプができませんし身体が冷えて体調を崩す可能性もあります。
そうならないためにも、テント外にいる時はレインウェアを着て濡れないように対策することが必要です。
雨の日ソロキャンプに絶対必要な装備
まず大事なことを言いますが、雨の日は設営や片づけが大変なので、持っていくのは必要最低限のものにすることが大切です。その日使わないものは持っていかないようにしましょう。
では、最低限必要な装備を7つ紹介していきます。
タープ
先ほども説明しましたが、焚き火や調理をする場合は必ず必要です。
「じゃあ焚き火や調理をしない場合はいらないの?」と疑問に思われた方もいるかもしれませんが、そんな方も絶対持っていくことをオススメします。
大雨暴風になると無理ですが、少々の雨風ならタープが防いでくれるので、快適にキャンプができます。
ルームorシェルター型で、焚き火や調理をする方はポリコットン素材のものを選びましょう。
レインウェア
身体を濡らしてしまうと、快適にキャンプができませんし冷えて太陽を崩しかねませんので、必ず持っておきましょう。
グランドシートorブルーシート
テントの防水対策として必ず持っていきましょう。
テントにピッタリと合うような、無駄に広くないものがオススメです。
ゴミ袋
片づけの際、濡れたり汚れたりしている物やゴミを持ち帰る際に必要です。
念のため、3枚は持参しておくのがオススメです。
タオル
身体や持ち物が濡れてしまったときに使えるので、持っておきましょう。
できれば小さなタオル1枚+バスタオル1枚も持っておくのがオススメです。
着替え
レインウェアを着ていても完全に濡れを防ぐのは難しいため、1回分の着替えは持っておきましょう。
ビニール袋
濡れたり汚れたりしている、小さめの装備を持ち帰る際や小さなゴミ類を入れるのに便利なので、持っておきましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか?
本記事で解説した注意点や装備をしっかり抑えておけば、魅力的で楽しい雨ソロキャンプを楽しむことができるでしょう。
最初は不安かもしれませんが、行って損はしないので、ぜひ雨の日もソロキャンプ行ってみてください!
これを読んでくださったみなさんが雨の日ソロキャンプを満喫できることを願っています。