ソロキャンプにタープって必要なの?
こんな疑問を持っている方は多いと思います。
今回はそんな方のために、ソロキャンプにタープは必要なのか、タープを持っていくメリットとデメリットについて分かりやすく解説していきます!
タープって必要なの?結論:いらない
結論から言うと、ソロキャンプにタープは必要ありません。
ソロキャンプでのタープはメリットもありますがどっちかと言うとデメリットが多く、特にソロキャンプ初心者の方は、タープを持っていくだけですごく負担になりますしリスクも大きいです。
では、なぜソロキャンプにタープがいらないのか、その理由を6つ紹介していきます。
ソロキャンプにタープがいらない6つの理由
1.重い
タープって意外と重いです。
ツーリングキャンプ用の持ち運びがしやすいものでも、ポールと合わせて3キロくらいありますし、大きめのものであればポールを合わせて5キロ以上にまでなりますので、人によっては持ち運ぶのも大変に感じるかもしれません。
なるべく荷物は軽くしておきたい方や女性の方にはあまりオススメしません。
2.設営が大変
タープの設営って意外と大変です。
広げると3mほどありますし、慣れていないときはペグを打ったり場所を考えたりするのにもすごく苦戦します。人数が多い場合は大丈夫かもしれませんが、ソロキャンプなので全て1人でしなくてはなりません。
タープの設営で時間を取られて、キャンプで肝心な焚き火や調理が出来なくなる可能性もあります。
3.強風の被害を受ける
少しの風は防いでくれるタープですが、あまり強風の場合は、面積が広いので逆に被害を受けやすくなります。
暴風の中1人でタープを設営するなんて大変ですし、山奥の中にあるキャンプ場は天候が変わりやすく、タープを張って優雅にキャンプをしているといきなり暴風になる可能性もあります。暴風の中1人でタープを片づけるなんて地獄ですし、もしタープが風で他の人のところに飛ばされた場合、相手が怪我をしたり物を壊してしまうこともあるので注意が必要です。
4.余計なことを考えてしまう
タープは日光を遮ってくれるので便利な面もありますが、その反面、向きや環境など、設営をするために色々と考えなければいけません。
しかしタープを持っていなかったら、日光を遮りたい場合は日陰に行くだけなので、シンプルに考えて行動することができ、余分なエネルギー消費やストレスが無くなります。
5.テントで十分
タープには直射日光を遮ったり雨から守ってくれるメリットもありますが、そんな機能を持っているテントも実は多いです。
耐水圧1500mm以上あるテントだと、わざわざタープを使わなくても雨をしっかり防いでくれます。
また、入り口をタープのように跳ね上げられる仕組みのテントもあり、それを使うとタープがなくても直射日光を遮ってくれます。
このように、わざわざタープを買わなくてもテントだけで代用できるといったケースが多いです。
6.焚き火との相性が悪い
タープを設営すると、その近くで焚き火をすることができなくなります。
タープは素材的に、焚き火の小さな火の粉が飛び散っただけでも穴が開いてしまうので、タープの中やその近くでは焚き火ができなくなり、非常に不便です。
TCやコットン素材のタープを選べば大丈夫ですが、TC素材は重くて持ち運びがしにくいですし、コットン素材は雨などで濡れると乾きにくいというデメリットもあるので、あまりオススメはしませんし、それならタープっていらないよねって方も多いです。
タープのメリット
ここまで聞くと、「タープってデメリットしかないじゃん」と思った方が多いと思いますが、一応メリットもあるので、念のため解説しておきます。
自分のキャンプスタイルを想像しながらお読みください。
1.直射日光を防げる
直射日光を遮ることができます。
特に夏場は直射日光を浴びるだけでも疲れますし、暑くなって熱中症になる危険性もありますよね。
テントの中であれば大丈夫ですが、調理や焚き火は外でしなくてはならないので、もしも日陰ではない場所でキャンプをすることになった場合は、快適に調理や焚き火をするためにもタープを持っておいて損はありません。
もちろん穴が開いてしまわないように、TCやコットン素材のタープを選びましょうね。
2.雨風を防げる
暴風にもなれば無理ですが、普通の雨風はしのぐことができます。
ちょっとした風で袋などの軽い物が飛んで行かないようにするための対策や、急に天候が悪くなったときのために持っておいても損はしません。
3.目隠しになる
タープは大きいので、目隠しとして使うことができます。
あまりオープンにせず、個室のような雰囲気でソロキャンプを楽しみたい方や、着替えたい時など、タープがあると目隠し替わりになり便利です。
まとめ
いかがでしたか?
タープはメリットも少しありますが、どちらかと言うとデメリットの方が多く、初心者であまり慣れていない方や荷物を少なくしておきたいという方には、あまりオススメしません。
しかし役に立つこともあるので、念のために持っておきたいという方だけ購入することをオススメします。