コロナ禍になってからアウトドアの需要が高まり、人の少ない自然の中でできるキャンプやバーベキューをする人が急激に増えています。
特に「ソロキャンプ」は、キャンプ初心者でも簡単に始められ、キャンプスタイルも現代人にとって魅力的なものなので、人気と知名度が高まっており、キャンプをしたことがない方でも、「ソロキャンプ」という単語を一度は聞いたことがあるでしょう。
しかし、「ソロキャンプって一体何なの?」「ソロキャンプってどうやるの?」などの疑問を持っている方も多いと思います。
今回はそんな方に向けて、
・ソロキャンプとは一体何なのか
・ソロキャンプの基本的なやり方
・ソロキャンプの注意点
を分かりやすく解説していきたいと思います。
ソロキャンプに興味を持っている方は、ぜひお読みください!
ソロキャンプとは
ソロキャンプとは名前の通り、1人でするキャンプのことです。
キャンプと言うと、一般的には家族や友達などのグループでわいわいしてやるのを想像するかもしれませんが、大勢で集まることが少なくなった現代ではソロキャンプが主流になりつつあります。
ソロキャンプの魅力
ソロキャンプの魅力は、1人でゆったりキャンプを楽しめることです。
大勢でわいわいするのも楽しいですが、1人は静かなので、キャンプの奥深い魅力を味わうことができます。
木々が揺れる音や小鳥の鳴く声、パチパチと音を立て燃える焚き火、なぜか良い匂いだと感じる煙の匂い、普段食べているのに普段より美味しく感じる食べ物など、身の回りの自然や物一つ一つに集中でき、キャンプと自然を満喫しているという感じがとても味わえます。
現実社会に疲れている人や、休日にストレスと疲れを全部解消したいと悩んでいる方は、休日の趣味としてとてもおススメです。
初めてのソロキャンプでオススメの季節
初めてのソロキャンプにおススメの季節は、春or秋です。
どちらも気温が丁度良くてキャンプをしやすいですし、荷物や服装も楽に考えられます。
夏の場合は、熱中症や脱水症、マムシやムカデなどの危険な虫に気をつけないといけませんし、冬は場所によっては雪が積もってキャンプどころではなくなる可能性があるからです。
しかし、夏や冬に絶対に行ってはいけないわけではありません。
あなたが今この記事を読んでいるときの季節が夏や冬の場合、「え!早く行きたいんだけど…」ってなりますよね。
夏や冬でも服装や持ち物などしっかり対策をしていけば大丈夫です。
ソロキャンプの持ち物
では、ソロキャンプに必要な持ち物を紹介していきます。
ソロキャンプをするには、主にこれらの物が必要です。
・コンロ
・火起こし道具
・テント
・テーブル&チェア
・クッカー(調理器具)
・寝袋(1泊の場合)
・ランタン・ヘッドライト(1泊の場合)
1つ1つ解説していきますね。
コンロ
食材を調理するときに必ず必要です。
オススメは、持ち運びのしやすいコンパクトなサイズで、焚き火台としても活用できるものです。
火起こし道具
調理や焚き火をするときに必ず必要なのが、火を起こす道具ですよね。
炭やチャッカマン、またはキャンプ用のバーナーが主流です。
炭で火を起こす場合は、チャッカマンに加え着火剤などあれば簡単に火が付くのでオススメです。
テント
日帰りでも1泊でも、設営が簡単で軽量さも兼ね揃えたワンタッチテントやポップアップテント、ワンポールテントなどがオススメです。
これはあくまで個人の感想ですが、1人でキャンプをしている横に家族連れなどのグループが来ると少し居づらい感じがあるんですよね(笑)
なので準備も片づけもスムーズにできるテントを選ぶようにしています。
テーブル&チェア
食事や調理をするとき、テーブルとチェアがないとすごく不便です。
コンパクトサイズで折り畳み式の、持ち運びがしやすいものがオススメです。
クッカー(調理器具)
調理や食事をするときに使えます。
個人的に耐久性と伝熱性があって調理がしやすいステンレス製のものがオススメです。
寝袋(1泊キャンプ)
日帰りではなく1泊する場合は、寝袋が必要です。
夏は寒くないので必要ないですが、その他の季節だと夜は冷えることがあるので、寝袋は必須です。また、季節によって寝袋の素材や厚さを考えて購入する必要があります。
ランタン(1泊キャンプ)
暗くなると周りが見えなくなって調理や片づけができなくなるので、ランタンは必須です。
注意点としては、夏は光をめがけて虫がたくさん寄ってくるので、虫が寄ってきにくいLED光のものを選ぶことをオススメします。
最初は日帰りがオススメ
ソロキャンプですが、初心者の方はまず日帰りで行くことをオススメします。
キャンプをしたことが無い方は、テント設営や調理などの準備段階だけでも大変で疲れるので、まずは日帰りで慣れていくことが必要です。
慣れてきたら1泊にも挑戦してみましょう。
【初心者向け】ソロキャンプのキャンプ場選び方
ソロキャンプ初心者の方がキャンプ場を選ぶ際は、『管理人が24時間常駐しているキャンプ場』や『設備が充実しているキャンプ場』を選ぶことをオススメします。
管理人が24時間常駐している
管理人が24時間常駐しているキャンプ場は、もしも何かあったときにすぐに対応してくれますし、キャンプ場全体のマナーも良かったりするので、初心者の方や女性の方も安心してキャンプをすることができます。
設備が充実している
炊事棟やトイレ、売店などの設備が充実しているキャンプ場も初心者の方におススメです。
炊事棟があることで使った食器やコンロも綺麗に持ち帰ることができますし、トイレがあることで女性の方も安心してキャンプができます。
また、必要な物を家に忘れてしまったり、炭を途中で切らしてしまったときも、売店があればその場で買い足すことができるので便利ですよね。
ソロキャンプでは、防犯面に注意
ソロキャンプでは、防犯面に注意しなければいけません。
1人なのでトイレに行くときなどは、荷物を残していくことになるので、盗難の被害に遭わないよう、貴重品は鍵が閉まった車の中で保管したり、テントのファスナーに鍵をしたりして、なるべく対策をするようにしましょう。
また女性の場合も、なるべく周りに人が多い場所や管理人がいる場合は管理棟の近くでキャンプをするようにして防犯面はしっかり対策しておきましょう。
ソロキャンプを楽しもう!
ソロキャンプに興味を持っている方に向けて、ソロキャンプの基本的なことを解説させていただきました。
ソロキャンプは最低限必要な物と注意点さえ押さえておけば、初心者の方でもとても楽しむことができますので、必要な物を揃えキャンプ場を探して、ぜひソロキャンプに挑戦してみてください!
あなたの楽しいソロキャンプライフが始まることを心から願っています。